Uranium 2007

Resources, Production and Demand (Japanese version)

Nuclear Energy Agency

電力需要の高まりを受けて、複数の国が原子力発電所を建設中であり、それよりはるかに多くの国が 発電での原子力利用を検討している現在、ウラン産業は大きな注目を浴びている。ウラン価格は需要の高まりと在庫減少によって近年急騰した。その結果ウラン産業は、20 年を越える過少投資の時代に 終止符を打ち、華々しい隆盛期を再び迎えつつある。OECD 原子力機関と国際原子力機関が共同で作成している「レッドブック」は、ウランに関する参考資料として世界で認められた冊子である。レッドブックは 40 ヵ国から集めた公式情報に基づいている。今回の第 22 版は2007 年1 月1 日時点における世界のウラン需給を総合的に検討しているほか、世界におけるウランの探鉱、資源量、生産量、原子炉関連の必要量についてのデータを示している。また アフリカ、オーストラリア、中央アジア、東欧、北米における主要なウラン生産センターについての重要な新情報を提示している。さらに 2030 年までの原子力発電容量および原子炉関連ウラン需要の予 測を掲載したほか、長期的なウラン需給の問題についても分析を加えている。

11 Dec 2008 506 pages Japanese Also available in: French, English

https://doi.org/10.1787/9789264063396-ja 9789264063396 (PDF)

Author(s): OECD and International Atomic Energy Agency